Markus Klinko

Markus Klinko(マーカス・クリンコ, 1961-)は、スイス出身のファッション・ポートレート写真家。クラシックハープ奏者として国際的に活躍した経歴を持ちます。1994年の手の負傷を契機にファッション・フォトグラファーへ転向しました。
雑誌編集者のイザベラ・ブロウや、"Interview Magazine"誌のイングリッド・シシーらに評価され、世界的に注目されます。以降、"Vogue"、"Vanity Fair"などで活躍。ビリー・アイリッシュ、ナオミ・キャンベル、レディー・ガガ、ケイト・ウィンスレットなどを撮影しています。
デヴィッド・ボウイと妻イマンも彼の才能を見抜き、写真集"I am Iman"(2001年)の仕事を依頼。その後、ボウイの25枚目のアルバム"ヒ―ザン Heathen"(2002年)のジャケット撮影を担当しています。

クリンコは慈善活動にも積極的です。2010年、彼のチャリティー・キャンペーン"Keep A Child Alive"では、エイズに苦しむ子供たちに約100万ドルを調達しています。

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David Bowie, "Heathen", New York City, 2002
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