Blitz Gallery updated 2017-04-12

Past Exhibition

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(C)Nobuo Nakamura

「Black & White Scapes」
ギャラリー・コレクション展

2010年2月19日(金)~ 4月17日(土)
1:00PM~7:00PM/ 休廊:日曜・月曜 / 入場無料

アンセル・アダムス、マイケル・ケンナ、カート・マーカス、トミオ・セイケ、中村ノブオ、ハービー・山口、ナオキなど、欧米の著名写真家と日本人の人気写真家たちによる風景作品のコレクション展です。展示される作品はすべてモノクロームの銀塩写真です。
ランドスケープ、シティスケープなどの風景写真は、写真が誕生した19世紀から現代まで、数多くの写真家が取り組んできたポピュラーなテーマです。初期段階では美しい光景を記録し多くの人々に伝える作品が中心でした。アンセル・アダムスは写真独自のアート性を追求。光の状態をフィルムと印画紙に可能な限り精緻に再現するゾーン・システムという独自技法を開発し、自分のヴィジョンをモダンなモノクロ写真で表現しています。その後、アート志向を強く持った写真家は、自分の世界観やアイデアを表現する一環として風景を撮影します。
本展では、1960年代にプリントされたアンセル・アダムスから現代に生きる日本人作家の作品まで約25点をギャラリー・コレクションからセレクトして展示いたします。近年、日本で紹介される風景写真は、現代アート系作家によるデジタル処理された大判サイズのカラー作品が中心です。しかし、欧米のアート写真界では、小さいサイズのモノクロ作品でアート性を追求する伝統は今でも継承されています。それらの写真は、見る側が作家の視点やコンセプトを発見できれば決して古めかしい表現ではなく、むしろ現代アートの一分野と広く解釈可能ではないでしょうか。本展をきっかけに、伝統的なモノクロ写真の世界に新たな魅力を発見していただければ幸いです。

(参加アーティスト)
・ アンセル・アダムス  1963年に制作されたポートフォリオⅣよりセレクション、ファン必見の貴重な作品
・ マイケル・ケンナ    90年代フランスで撮影された作品から
・ カート・マーカス    アメリカ中西部、オーストラリアで撮影された作品
・ トミオ・セイケ       パリ、ウォータースケープの各シリーズから
・ 中村ノブオ        80年代のニューヨークで撮影されたシティースケープ
・ ハービー・山口     代々木公園で撮影された桜の風景など
・ ナオキ           90年代の変貌する東京で撮影された作品

ギャラリストのブログでも本展について詳しく解説しております。