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ブライアン・ダフィー写真展
「DUFFY… PHOTOGRAPHER」

2014年1月24日(金)~ 3月29日(土)
1:00PM~6:00PM 休廊日:日曜月曜 入場無料 

ブライアン・ダフィー(1933-2010)の写真展「DUFFY... PHOTOGRAPHER」(ダフィー・フォトグラファー)を開催いたします。ダフィーは60~70年代に活躍した英国人ファッション写真家です。彼は、デビット・ベイリー、テレンス・ドノヴァンとともに60年代スウィンギング・ロンドンの偉大なイメージ・メーカーであるとともに、モデルと同様に有名なスター・フォトグラファーでした。彼らはそれまで主流だったスタジオでのポートレート撮影を拒否し、ドキュメンタリー的なファッション写真で業界の基準を大きく変えた革新者でした。彼らこそは、いまでは当たり前のストリート・ファッション・フォトの先駆者たちだったのです。当時のザ・サンデー・タイムズは彼らのことを「Terrible Trio(ひどい3人組)」、有名写真家ノーマン・パーキンソンは「The Black Trinity(不吉な3人組)」呼んだそうです。

ダフィーのキャリアは、ザ・サンデー・タイムズの仕事から始まります。その後1957~1963年まではブリティシュ・ヴォーグ誌で仕事を行い、ジーン・シュリンプトンなどを撮影しています。60年代はフランスのエル誌など英国以外の雑誌、新聞で活躍します。彼は、この時代を代表する、シドニー・ポワチエ、マイケル・ケイン、トム・コートニー、サミー・デイヴィス・ジュニア、ニーナ・シモン、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、チャールストン・ヘストン、ウィリアム・バロウズ、ブリジッド・バルドーなどのセレブリティーを撮影。
70年代以降では、デヴィッド・ボウイの1974年アルバム「アラジン・セイン(Aladdin Sane)」のジャケット写真や、ベンソン&ヘッジス、スミノフの広告キャンペーン、2度に渡るピレリ・カレンダー(1967年、1973年)の仕事で知られています。2013年夏、ロンドンのヴィクトリ&アルバート美術館で開催されたデヴィッド・ボウイの回顧展「David Bowie is」 では、メイン・ヴィジュアルに「アラジン・セイン」のボウイが目を開いたアザーカットが使用されてダフィー人気が再燃しました。

1979年にダフィーは写真を止め、スタジオ裏庭で多くのネガを燃やしてしまいました。しかし、2006年から息子のクリス氏がダフィーの資料精査を開始。幸運にも全てのネガが消失したわけではないことが判明。新たに多くのネガが再発見されたことでダフィー作品の写真集化が2011年に実現しました。その後、60年代に活躍したベイリー、ドノヴァンに次ぐ第3の男として再注目され、写真展も世界中で数多く開催されています。日本初となる本展ではファッション、ポートレート、デヴィッド・ボウイのシリーズからのベスト作品約30点を展示予定。いずれも60年代~70年代の気分や雰囲気が楽しめる作品群です。展示されるのは作家の意思を受け継いだ息子クリス氏が運営するダフィー・アーカイブから提供されるエステート・プリント作品です。