Jeanloup Sieff "Quais des les Seine, Paris, 1955"
ⓒ The Estate of Jeanloup Sieff 禁無断転載
September 18 - December 20, 2020
From Wednesday To Sunday
1:00-6:00PM
By Apointment Only
営業時間:13時~18時、
月曜火曜休廊
予約制
Press Release
国内外の複数写真家による、Hope(希望)が感じられる、想像できる写真作品をコレクションしたグループ展です。すでに亡くなった20世紀の有名写真家から、現在活躍中の写真家までのモノクロ、カラーによる珠玉の約30点を展示いたします。
また特別展示として中村ノブオ「ハーレムの瞳」から代表作を展示いたします。
(参加アーティスト)
ロベール・ドアノー (Robert Doisneau, 1912-1994)
マイケル・デウィック (Michael Dweck)
エリオット・アーウイット (Elliott Erwitt)
ケイト・マクドネル (Kate MacDonnell)
マーカス・クリンコ (Markus Klinko)
カート・マーカス (Kurt Markus)
テリー・オニール (Terry O’Neill, 1938-2019)
ノーマン・パーキンソン (Norman Parkinson, 1913-1990)
ハーブ・リッツ (Herb Ritts, 1952-2002)
ウィリー・ロニス (Willy Ronis, 1910-2009)
ジャンル―・シーフ (Jeanloup Sieff, 1933-2000)
デボラ・ターバヴィル (Deborah Turbeville, 1932-2013)
テリ・ワイフェンバック (Terri Weifenbach)
鋤田 正義 (Masayoshi Sukita)
中村 ノブオ (Nobuo Nakamura)
ハービー・山口 (Herbie Yamaguchi)
いまアフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議して、非暴力的な市民的不服従を唱えるブラック・ライヴズ・マター (BLM)運動が世界中で注目されています。
80年代にハーレムで暮らす人たちの日常を、社会の内側からディアドルフ8X10”大型カメラでドキュメントした中村ノブオ「ハーレムの瞳」シリーズは、アフリカ系アメリカ人たちへの高いリスペクトが感じられる作品としていま再注目されています。作品が永久保存されているブルックリン国立博物館が最近発行した、ブラックコミュニティーと権利を主張する為に、「みなで選挙に行きましょう!」と呼び掛けるニュースレターにも、中村の作品が紹介されています。80年代、彼はいち早くアフリカ系アメリカ人の未来への「Hope(希望)」を意識して作品制作を行っていたのです。
「Pictures of Hope」展では、中村ノブオ「ハーレムの瞳」から、代表作と貴重なヴィンテージ・プリントを特集して展示いたします。
Nobuo Nakamura, Biography
Girl and Mercedes, Harlem, 1983 ⓒ Nobuo Nakamura 禁無断転載